年齢としわの関係

年を取るとしわが増えるというのが定説ですが、年を取るからシワが増えるというのでは理由の説明になっていませんよね。年を取るとどうしてしわが増えるのか?年齢とシワの関係について少し考えていきたいと思います。

 

まず、年齢を重ねると肌はどうなるのか?ということから考えていきます。年齢を重ねると肌が細胞を生成する働きが鈍くなります。20代を境目に細胞を生成する力はどんどん落ちてきてしまい、40代になると20代の半分くらいになってしまうといわれています。代謝が鈍くなるといいますが、つまりはこうして細胞が生成されなくなり、失われていく細胞よりも発生する細胞の方が少なくなってきてしまっている状態のことを言うわけなのです。

 

肌の細胞が生成されなくなり、代謝が鈍ってくると、肌に詰まっていた細胞と細胞の間に隙間が空いてきてしまいます。肌の内側の水分がそこから抜け出してしまうようになります。肌の内側に水分を貯めておくことができなくなってくると、いわゆるハリが失われてしまいます。

 

ハリが失われてしまった肌は、重力に負けてしまったり、顔の筋肉の動きの跡が消えなくなってきてしまうのです。これがシワにつながります。

 

年を取るとシワが増えるというのは上記に挙げたようなプロセスの結果であり、肌に水分を貯めておくことが若い時のようにできればシワはできにくいとも言えるわけです。そこで、スキンケアなどを比較的若いうちからしっかり行っていくようなことが重要になってくるのです。肌が変わってきな、と感じたらアンチエイジングをはじめてみましょう。リフトアップ効果なんかも確かに実感できるはずです。